2025年8月5日、『日立グループ女性ERG』主催のオンラインイベント「心の不調を見逃さない PMDD(月経前不快気分障害)って何?」に、Reの小林と杉本が登壇しました。

当日は、経験談をもとに、『日立グループ女性ERG』運営メンバーで日立製作所に勤務する杉原さんと、PMDD当事者の杉本による対談形式で進行。生理前に現れる心身の不調や、その不調に気づいたきっかけ、日々のコンディションを整える工夫について、参加者からの質問も交えながら語り合いました。

また、小林からは、PMDDを抱えながら働く女性の現状やメンタル面での課題、医療機関受診のポイントについてお話ししました。

今回ご一緒した『日立グループ女性ERG』は、「女性のウェルビーイングを考え、選択肢を広げる」をテーマに活動しているコミュニティチームです。日立グループには、共通する特性や目的を持つ従業員が自主的に活動するネットワーク「ERG(Employee Resource Group)」があります。同チームは、2022年10月の発足以来、2025年8月までに40回のイベントを実施し、現在、男女合わせて約600名が参加しています。

本イベントが、参加者のPMDDへの理解促進や、ご自身のメンタルマネジメントのヒントとなれば幸いです。貴重な機会をくださった日立女性ERGの皆さま、そしてご参加いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。


最後に、現在Reでは「働く女性の悩みに寄り添う社会を創る」をテーマに事業活動を進めています。こうした活動にご関心をお持ちの企業・行政担当者の方は、お問い合わせフォームよりご連絡をいただけますと幸いです。

▼PMDD(月経前不快気分障害)とは?
PMDDは、生理前に「日常生活に支障が出るほどの精神症状」が現れる状態を指します。医学的には婦人科領域ではなく精神科領域に分類され、治療は心療内科や精神科で行われます。症状は、強い不安感、孤独感、自己無価値感、イライラ、死にたい気持ちになる(希死念慮)など、人によってさまざまです。多くの場合、生理が始まると症状は和らぎますが、現れる時期や程度には個人差があります。